コミトミコお母さんの試行錯誤

使っていない頭を動かして、考えたことのまとめブログ

成功した人の話はただの一例なのよ

わたしは成功した人のやり方を

たくさん取り入れればいいに決まっている、

参考にしようと思って、

そんな人が書いた本をよく読んでいた。 

 

今まで子育てが始まったばかりのころは

知らないことだらけだった。

だから、すんごい天才児を

育てたお母さんの本などをよく読んだ。

どのお母さんも、

自分のこどもがかわいいので、

独特のやり方で、

よりよい子育てを目指していた。

 

例えば、おむつなし育児の本。

トイレトレーニングって

どういう感じかなと思って読んだ。

何もものを置かない部屋を作って、

こどもにおむつをさせず、

こどもとその部屋にいる。

たしかこどもの様子をよく見ていると、

おしっこがしたい時の

挙動がわかってくるので、

その時さっとおまるを出すみたいな話だった。

わたしはこどもがいつおむつの中で

おしっこをしているか一度も

わかったことがなかったので、

こどもをよく見ていれば、

わかるようになるという話は

俄に信じがたかった。

 

こどものために尽くしまくる

お母さんもいた。

こどもの勉強時間を確保するために

明日の時間割の準備や、

鉛筆削りや、勉強をするスケジュール作りを

綿密に立ててあげるお母さんの本を読んだ。

こどもはたっぷり勉強する時間が取れ、

3人のこどもを東大に合格させたそうだ。

 

すごいなあと思ったが、

でも絶対真似できないのはすぐわかった。

強い愛があればできることなのかな?

なんて思った。

 

おむつなし育児は

うまくいく人もいるのかもしれないが、

もう一人のお母さんはかなりのレアケース。 

いくらこの人が成功したからと言って、

ほかの人が同じやり方を真似てやってみても、

母親自身も違えば、こどもの性格も違う。

このやり方はこのお母さんと

このお母さんのこどもが成功した

というだけの話。

みんながこのやり方をすればいい

という問題ではない。

 

世の中には、このように成功した人の話が

あふれているのだが、

これは個人の経験談

だから、間に受けないようにしないと

こっちのメンタルをやられる。

 

こどもを見て、自分のできることを

自分で調べたり考えたりして、

試行錯誤してやっていくしかないな。

 

こどもが赤ちゃんのとき、

いつおしっこをしているか

まったくわからなかったわたしだが、

それでもこどもを見て

考えなければならないんだと思った。