コミトミコお母さんの試行錯誤

使っていない頭を動かして、考えたことのまとめブログ

家を建てるまで 建売住宅購入検討編

自分の家が好きだ。

家を建てて、10年以上が過ぎたが、

自分の家があることが

今でもうれしい。

今回はその話。

 

結婚して、上のこどもが生まれたころ、

わたしたち夫婦は今後住むところを

どうするか考え始めた。

田舎に住んでいると、

ずっと住むところといえば、一軒家。

普通の人が考えるように、

家賃を払っているのと、

ローンを払うのと同じなら、

家を買った方がいいと思い、

わたしたちの家づくりが始まった。

 

住宅展示場へ行って見たものの、

スゴすぎて、よくわからなかった。

大手メーカーで実際に家を建てた人の

オープンハウスに行ったら、

展示場と違って普通の家に見えてしまい、

こちらも何がいいのか、わからなかった。

 

土地を探してみようと

不動産屋に行ってみた。

わたしたちがお金がなさそうに

してたのか、そんなに親切には

してくれなかった。

不動産屋に

土地を探すなら、

広告やネットに出ているものは

そんなにいい土地じゃない、

いい土地があれば、

広告に出る前にすぐ売れるというような

ことを聞いた。

わたしたちにとっていい場所で、

手頃な値段の土地に出合うなんて

無理だと思い知った。

 

わたしたちの家探しが

なかなかうまく進まず、

困っていたとき、

便利な場所に建売住宅が建った。

展示用に家具も置かれていた

そのうちに入ると、

まあまあいいと思った。

家具もいい感じのものを置いていて、

家に合っていたのだろう。

今日にでも住み始められそうだったのも

よかったのかもしれない。

 

営業の人はその私たちを見逃さず、

いろいろ説明してくれた。

あれよあれよという間に

給料を聞かれ、ローンも大丈夫だと

思うとか言われた。

 

人気があるので、

契約をしないと

すぐ買い手が決まってしまうとビビらされ、

狭いわたしたちのアパートに、

平日夜にやってきて、

いろいろ説明していった。

何も知らないわたしたち夫婦。

土地を見つけるのも大変と

わかっていたので、

夫は

「あそこにするしかない」

と言った。

わたしたちはもう契約書にハンコを押す寸前で

もう少しだけ考えると言って、

営業の人に数日の猶予をもらった。

 

少しずつ家についての本を

読んでいたわたし。

ある本に

家を買う前には

その場所へいろんな時間に

行ってみるといいと書いてあった。

 

家を買うことはすごい決断で、

うれしいことのはずなのに、

そんな感じじゃない夫に本に

書いてあったことを伝えた。

夫は「わかった、見てくる」と言って、

確かその次の日ぐらいに

会社を休んで、買おうとしている家の周りを

見に行った。

そうしたら、近くに川があり、

川の匂いがすることが判明した。

 

何だかただ踊らされていただけの

ような気にもなって、

建売住宅の購入を思いとどまった。

 

そこで、夫の細かい性格の

スイッチが入った。

 

次回に続きます。