コミトミコお母さんの試行錯誤

使っていない頭を動かして、考えたことのまとめブログ

お母さんだってトレードオフを考えるわよ

 

人間は欲張りなものだ。

たくさんお金を使って、

欲しいものを買うというのも欲張りだが、

何でも気合いで完璧に

やろうとするのも欲張りだ。

自分の理想通りにはできないので、

全てのことが中途半端になったり、

また明日からやろうとか思って、

やらなかったりする。

 

全てを欲しがると、うまくいかないのだ。

何かを選ぶことは何かを捨てること。

これをトレードオフというそうだ。

 

これはこの本に書いてある。

『エッセンシャル思考』

著者 グレッグマキューン

 

この本には、

手厚いサービスをやめて成功した航空会社と、

これを真似したけど、手厚いサービスを

やめられず、失敗した航空会社の例が  

書いてあった。

 

お母さんをやってるわたしも

トレードオフを意識したら、

いろいろうまくいくかもと考えた。

 

まず、料理。

古い考え方で、

おかずは主菜と副菜と汁物が必須、

家族の胃袋を預かるものとして、

必ずそろえなければならないと思っていた。

でも、どうしてもできない日があり、

ダメな私と劣等感を感じたりした。

でも、おかずの数で

こどもが病気になったりしない。

大事なのは栄養が足りていること。 

そう思って、料理の数を

気にしないことにした。全く問題なし。

海外の映画を見てると、

日々の食事は一品だけなんて、普通だし。

料理の数と栄養と、どちらともを

追いかけるのはやめた。

 

それから、こどもの習い事。

こともが小さいうちの習い事は

いい投資であると聞いたことがある。

たしかに覚えるのも早いし、

こどもの才能を発掘することも

できるかもしれない。

でも、うちはやめておいた。

こどもの才能を探し出すために、

たくさんの習い事をさせて、

こどもが常に忙しく、

ぼーっとのんびりした時間を過ごせないまま

大人になるのは何だかなと思ったのだ。

 

うちのこどもは

あやとりの本を一生懸命見て、

〜段ばしごの練習をしたり、

庭に穴を掘って、落とし穴を作ったりして、

のんびりこども時代を過ごしている。

 

将来こどもは何というかな。

うちのこどもが素晴らしい活躍を

するってことはないかもね。

でも、こども時代をのんびり楽しく

過ごしたことを

喜んでくれたらいいなと思っている。