働くことは素晴らしいことだと
母に聞かされ、世の中の雰囲気からも
きっとそうなんだろうと
思いながら、この歳まで過ごした。
その仕事は大変でも、
つまらなくても、
それに耐え抜いて、頑張り続け、
稼ぎ、いい暮らしをするのが
一番いいのだと信じて生きてきた。
でも、今はFIREして、資産から入ってくる
利益のみで
好きなこと、いいと思うことだけして
生活している人がいる。
ある人は山にある空き家を
安く購入して、野菜などを
作りながら、支出を削って、
のんびりゆったりとした生活を
する人もいるのだ。
昔はみんな同じ考え方。
定年まで我慢に我慢を重ねて勤め上げて、
老後はのんびり過ごすのが、
均一化された幸せな人生の形だったと思う。
でも、今は、何時間働きたいか、
いくらお金を稼ぐか、
そのお金を何に使うのかなど、
選択肢はその人次第。
何が幸せかは
自分で考えて、行動しなければならない。
何をやってもいいんだよと
言われると、とたんに不安になってしまう。
今までの常識をどう捨ればいいのか
わからない。
自由を与えられたけど、
その分何でも考え、決めなければならない。
決めるのって難しいから、
考えることから何が逃げたくなるが、
これでは自分の人生を生きられない。
幸せになりたければ、
よく考えて、自分で決めましょう。
こどもに伝えたい言葉。
