こどもは片付けない。
いろんなお片付けの本に書いてあることって
ほんとうですか?
お片付けの本に書いてある
こどもが片付けやすくなる方法を試してみた。
①前提をしっかりと教える。
片付いた部屋というのは
床には何も落ちていない部屋という
ことだということを何度も何度も伝えた。
こどもは大人とは
見えている視野が違うのか、
片付けたと言ったので、見に行ったら、
こどもの前のみ片付けてあり、
こどもの視野に入っていないところに
えんぴつ、消しゴム、マスクなど、
あらゆるものが落ちている。
②何をどこに片付けるかを
全て考えて、収納を準備する。
ハンカチとマスクはここ、
今使っている教科書はここ、
使い終わったけど、
まだ捨てられないドリルなどはここ、
時々しか使わない習字道具などはここ。
考えられるものは決めて、教えた。
それをその場所に置くのは
何と難しいことか。
こどもの感覚では床についていなければ、
片付けたという意味。
マスクは椅子の上やランドセルの上に
辛うじて載っているという感じ。
③こどもは細々片付けるのは苦手だから、
こどもがポーンと
放り込みやすい収納にする。
レゴなどのおもちゃを片付けやすいように
大きい巾着のようなレゴ収納を買った。
広げて、その中でレゴを作り、
終わったら、
それをまるごとひもをしめて、
包み込む便利グッズ。
ひもをしめるわけない。
レゴをする部屋はレゴ専用と化し、
レゴが散らばり、歩けない。
お片付けの本のアイデアだけでは
うまくいかない。
「片付けなきゃ捨てるよ」と言う以外の
いい方法ってあるんでしょうか。