コミトミコお母さんの試行錯誤

使っていない頭を動かして、考えたことのまとめブログ

ないものねだりは損ってこと。

街中で赤ちゃんを

抱っこしている若いお母さんと

ヨチヨチ歩きの上のこどもの手を

引いて歩いている若いお父さんの

ピカピカの家族を見ると

羨ましいなあと思う。

 

でも、自分の家族がその状態だったときは

小学生ぐらいのこどもと

楽しそうに話しながら

買い物している人を見ると、

夜泣きもおむつ替えも必要なくなるまで

子育てを頑張りぬいて

落ち着いている様子が

とても羨ましかった。

 

専業主婦だったときは

わたし、このままでいいのかな、

今後はこどものためだけに

生きていくのかなと不安だった。

仕事をしている今は

専業主婦になって、

こどもの服を縫ったり、

こどもの勉強を見てやりたいなと思う。

 

今はお金の心配や、

仕事のストレスから解放されて、

家でのんびりしたいなと

思っているけど、

引退したら、

若い頃は大変だったけど、

面白かったなとか言って、

昔を懐かしむのだろうな。

 

自分のこどもを見ていると

悩みがないし、心配ごともないし、

家事もしなくていいし、

若くてプリプリしていて羨ましいが、

自分がこどものときは

大人ってなんでも上手にできていいな、

宿題もないし、お金があって

好きなものが買えていいなと思っていた。

 

わたしはいつでもないものねだり。

結局いつの時代も悩みや不満を

かかえ続けるんだろう。

 

でも、知らない間に

人生のフェーズは

じわじわ移り変わっている。

 

こどもの時代に戻って、

毎日遊び呆けることもできないし、

赤ちゃんを必死で

育てているわたしにも戻れない。

 

今仕事をやめて、

のんびり余生を暮らすには

懐が寂し過ぎる。

 

他のフェーズにピョーンと

移ることはできないのだ。

 

今は今のおもしろさや悩みがあることを

楽しむくらいの気持ちで

暮らさないと。

他のフェーズのわたしから見ると

けっこう楽しいと思える時なのに、

不満タラタラで

イヤイヤ過ごしていくのは残念だ。

結局今を大切にしろってことなんだろう。