コミトミコお母さんの試行錯誤

使っていない頭を動かして、考えたことのまとめブログ

こどもには自分で決める人になってほしい

上のこともが、だんだん成長してきて、

こちらが注意したことに対して、

しっかりと意見を言うように

なってきた。

 

「悪いことをして謝らないのは良くない」

というわたしに対して、

こどもは「自分の意見を言って何か悪い。

実際にそう思ったんだ」と怒った。

険悪な雰囲気のまま、

2日間が過ぎ、疲れてしまった。

 

家族がいると、

楽しいこともあるが、

揉めることも多い。

1人機嫌が悪い人がいると、

他の人も嫌な気持ちになり、

せっかくの休みが嫌な感じで

終わってしまうこともある。 

こどもの好みで

そんなに興味がないところに

行くこともある。

でも、こどもが嬉しそうにしていると、

なんだかそれだけで

よかったと思う自分もいるんだよな。

 

自分の欲しかったものを手に入れるよりも

こどもにお金や時間を使いたくなる気持ちは

不思議だな。

でも、自分のお金や時間を

使ったからといって、

こどもがわたしの作品みたいに思うようには

なりたくないと思っている。

 

自分がこどものころのことを考えると、

わたしの両親は

好きなようにさせてくれたなと思う。

やってみたい習い事はやらせてくれたし、

勉強について文句を言われたこともない。

これはほんとうにありがたいことだった。

 

両親はわたしを秀才に育てようとか

才能を発掘してやろうとか

思ったことはあったのかな。

こどもなんてなるようにしかならないと

思っていたのだろうか。

 

わたしの母は、

「わたしにはわからないことを

知っていて、すごいな」と

いつも言ってくれていた。

こども時代のわたしは

「お母さんはこんなことも知らないのか」と

バカにしていた気がする。

でも、その積み重ねで

親に相談しても仕方がない、

自分のことは自分で決めていこうと

考えることができるように

なったのかもしれない。

もちろんわたしは何かの才能を

開花させたわけでもない、

なんてことない人に育っただけなのだが、

今までの人生を誰かのせいにはできない、

自分の選択で今に至っているな

という気持ちはある。

 

今のわたしはこどもに

よくなってほしいと

つい

「〇〇したほうがいいんじゃない」

「〇〇しちゃダメ」と

言ってしまっているが、

これではいつかこどもに

「どうして〇〇してくれなかったの」と

言われてしまうかもしれないなと

ときどき思う。

何かに失敗した時に、親のせいに

するような子になってしまうのではないかと

心配になる。

 

だから、「へえ、そんなこと知っているんだ、

わたしは知らないよ」と

言うようにしたいと思っている。

自分の人生は自分で決められる人に

なってくれたら、

自分の人生に責任を持って、

それに満足できる人になるのかなと

思う。