コミトミコお母さんの試行錯誤

使っていない頭を動かして、考えたことのまとめブログ

ど根性で乗り切れなかったら、脱落しちゃう社会

会社でわたしは心配症で、

何でも抱え込んでしまうタイプなんだと

言われた。

 

え?

 

そうなの?

会社で仕事ができないと思われている。

 

仕事を年上の部下に頼んだら、

態度が変わって、無視されたから、

頼んでも無駄だと思って、

自分でやっただけなんだけど。

 

自分より年上の上司が

てきないと言ったから、

わたしがしぶしぶ手を上げて

終わらせただけなんだけど。

 

わたしはそんなふうにして、

仕事を抱え込んでしまうタイプになった。

 

わたしはこどもがいることで、

同じ給料をもらっているのに

楽していると思われないように

気を遣いながら、

なんとか日々のやらなければ

ならないことをこなした。

 

その上司にはわたしたちの仕事は

休日に出るのは仕方ない職種だとも

言われた。

それなら、わたしには無理だ。

ただでさえ少ない家族との休日の時間は

いつなくなっても仕方がない職種では

長い時間働けない。

この仕事を始める時に

できる範囲でがんばると言ってあったが。

 

そして、いっぱいいっぱいになって、

会社をやめようと思った。

そうしたら、さらに上の上司が

助けようといろいろ考えてくれた。

とてもありがたかった。

 

他の人からしたら、

わたしは仕事を他の人に振らずに、

抱え込んでしまう人に見えていたらしい。

 

他人にどう思われるかなんて、

気にしなければいいのだが、

誠に悔しい限り。

辛そうにしている人が心配だから、

自分ができることをしていた

つもりだったんだけど。

 

世の中にいるこどもを

育てながら、

職場の人々に迷惑をかけないようにと

必死にがんばっているみなさん。

 

その気持ちは大事なんだろうけど、

それが報われたりはなかなか

しないんですよ。

 

自分が一番大切。

そのくらいに考えていないと、

潰れてしまう。

わたしは今欲しいものもないのに、

泣きながらでも働かなきゃと

思っていた自分が滑稽に思える。

 

自分のためにどんな働き方がいいのか

よく考えなければならない。

そして、しっかり考えて

どんな暮らしにしていくかは

自分で選ばなきゃ。

さもないと、

子育て中は大変なもんだなんて、

自分の苦労を自慢するみたいに

下の世代に言い聞かせかねない。

 

そんなふうにど根性だけで、

忙しい日々を乗り切れるか

一か八かやってみるっていう社会。

自分のこどもには

そんな生きにくい社会では

暮らしてほしくない。