コミトミコお母さんの試行錯誤

使っていない頭を動かして、考えたことのまとめブログ

片付けないこどもとの闘い

上のこどもも下のこどもも

学校で机から物を落としたり、

授業中机の上がグチャッとしているらしい。

二人の担任の先生が

口裏を合わせているかのように

同じことを言うので、

がっくりときた。

 

なぜ?うちのこどもなの?

 

わたしがこどものときも

片付けられなかった。

参観日に教室の後ろから

わたしの机の中を見ると、

ぐちゃぐちゃだったらしい。 

確かにそうだったと思う。

でも、それはある程度仕方がなかったと

思っている。

なぜかというと、

わたしは両親に片付け方を

教えてもらったことがなかったからだ。

母はわたしの物が居間に溢れ出すと、

紙袋に全部突っ込んで、

わたしの部屋に運んだ。

わたしは必要なものはそこから探す毎日。

わたしは毎日探し物をしていたし、

よくものをなくした。

 

たとえば、

大切な紙類はファイルに挟んでおこうとか

いらないものはこまめに捨てなきゃなど、

片付けの基本を知らなかった。

 

社会派ブロガーのちきりんさんが

こんなことを話していた。

わたしの親の世代は

祖母の時代に比べて、

お金に困らなくなり、

物が持てるようになった。

わたしの祖母の世代は

戦後、全く物がない時代の人たち。

もったいないと、少ない物を

大切にしていた。

わたしの親の世代は多くの物を

持てるようになったけど、

上手に片付けるという意識は

あまり持っていなかった。

その話を聞いて、

なるほど、その通りと思った。

その親の世代のこどものわたしたちは

片付ける方法を教わっていなかったのだ。

 

わたしのこども時代は

そうやって探し物をしながら過ぎていったが、

わたしだって、こどもがかわいい。

自分のこどもには

そんな苦労をさせたくない。

わたしは片付けの本を読んだ。

こどもといっしょに

いらない物をまず処分し、

一つ一つの物の住所をつくった。

そして、こどもが自ら片付けられるシステムを

作ろうとがんばった。

 

世の中の親御さんって、

けっこう自分で片付けてあげてるのかしら?

 

わたしは時間がかかっても

こども自身が片付けを

覚えることはいいことだと、

こどもが片付けを自分のものにするまで

根気よく片付けに付き合った。

 

夫と片付けやすい方法を話し合い、

こどもでも片付けやすい収納を買った。

 

そして、

ぐちゃぐちゃの子供部屋を

片付けるよう毎日言った。

始めは優しく。

でも、優しく言ってもだめなので、

「片付けるまで〇〇してはいけない」と

条件を出して伝えて、

最後にはキレて、片付けろと言っても

部屋が片付かない。

 

 

さらにこどもは反抗期に入りつつあり、

片付けろと言ったら、

屁理屈が返ってきた。

ほんとうに困ったものです。