ちきりんさんの
『自分の時間を取り戻そう』
という本を読んでいる。
この本に、
「豊かな生活とは、希少な資源を
最大限に有効活用し、自分が欲しいものを
できる限りたくさん手に入れるという
生産性の高い生活のことです。」
と、書いてあった。
希少な資源とはお金と時間のことだ。
でも、ちきりんさんは、
人は自分が欲しいと思っているという、
わかっていて当然のことが
実はわかっていないのだという。
さて、わたしが欲しいものって
何だろう？
新しい靴が欲しいな、とか
コーヒーカップが欠けたから、
買い換えたいなという
物欲はないことはないが、
そういうことではない。
ちょっと考えて出てきたことは、
この２つです。
家のローンを早く返してスッキリすること？
老後の資金を少しでも貯めておきたい？
これはしたいことではない。
した方がいいことだ。
日々、ぼんやり生きていたら
したいことがわからなくなるんだな。
こどもにはこのことを
教えてあげたい。
欲しいものがわかっていないという点で、
わたしの生活は豊かな生活とは言えないぞ。
やばい。
そうか。
わたしは将棋が弱いけど、好きだ。
すこしでも強くなりたいと
思っている。
それから、こどもと
昔旅行したところへ
もう一度行ってみたい。
たとえば、チェコ。
大学生のころ行ったチェコのホテルで
食べたパンのおいしさが忘れられない。
あのパンをこどもといっしょに
食べたら、なんて言うかな？
やりたいことをしないまま、
いつのまにか老後になってたなんて
怖すぎる。
したいことを実現するには、
希少資源を有効に活用しなければならない。
それについてはまた次回。
