小学校高学年のこどもが
好きな将棋の棋士が大学を
卒業していることを聞いたり、
いとこが受験生ってことを知り、
将来の進路について興味を持ち始めた。
わたしはこどものときから、
『勉強は大変なもの、
つまらないけど、しなければならないもの』
と思い込んできた。
そして、世の中の多くの人と同じように、
人生の折り返し地点になる年齢になって、
「ああ、若い時
もっと勉強しておけばよかった」と
思っている。
世間の雰囲気の中で
何も考えずに生きていると、
勉強は大変で、
つまらないけど、しなければならないものと
思い込まされてきたような気がする。
いやいや、世間の雰囲気のせいに
しちゃってるじゃんと言われそうだが、
何も考えてずに暮らしていたら、
そうなっていたんだから
しょうがない。
こどもには、
勉強って、面白い、or
面白くなる可能性のあるものと
思ってほしい。
この年になって、
本を読んだりすると、
その筆者は
いろんなことに興味があり、
それを学ぶことを
ほんとうに楽しんでいるように感じられ、
その本を読む自分も楽しい。
親であるわたしが
なにかを学ぶことの楽しさを
こどもに伝えていけば、
こどもの中に
学びたい気持ちが生まれてくれたら、
多少受験やなんやで辛くても、
その勉強を楽しめるようになるかなと
考えている。
