コミトミコお母さんの試行錯誤

使っていない頭を動かして、考えたことのまとめブログ

アドバイスのあげ方、受け取り方

1年ぶりに歯医者へ行って、

歯の掃除をしてもらった。

歯は丈夫な方で、トラブルがないので、

先生には一年に一回掃除にくればいいと

言われている。

そして、その一年の間

自分としては毎日3回歯を磨いていたつもり。

 

歯の掃除を担当してくれた

歯科衛生士の方が

「歯の裏、すっごく茶色いですよ

歯の裏、磨いていますか?」と

言った。

 

わたしはめったに歯医者に行かないし、

トラブルもないので、

たしかに自己流で磨いていたのだろう。

いい大人になり、

大人として常識である歯磨きが

できていないとわかり、

ほんとうに恥ずかしく、ショックだった。

 

よっぽど歯が汚かったんだろうし、

その歯科衛生士に腹が立つことは

まったくない。

その人は毎日何人もの人の歯を見て、

ほんとうにやばいと思ったんだろう。

そのぐらい言わないと、

患者さんが心を入れ替えて

くれないのかもしれない。

 

一方、わたしはまさかそんなことを

言われるとは思っていなかったので、

穴があったら、入りたい気持ち。

歯医者を変えてしまいたいと思ってしまった。

 

 

わたしも仕事で関わる人や

家族に、思わぬところで

厳しいことを言っているかもしれない

と思った。

その人のためと思って言うことが

その人にその意味で

伝わるのは難しい。

そして、言った人は

その人がどんな気持ちになるかを

想像するのも難しい。

 

わたしが家族や仕事で関わる人たちに

アドバイスしたいと思うことがある。

しかし、それはきちんと伝わらない。

 

じゃあ、もう言うのをやめようか。

それも責任から逃れているような

気がする。

 

わたしは言い続ける。

それを受け取り、

変えようとするかどうかは

その人次第とするしかない。

 

自分もアドバイスをされて、

素直にアドバイスを聞けなかった。

 

人にアドバイスするのも

人の意見に耳を傾けるのって難しい。