自分のこどもの頃のことを思い出すと、
父や母といっしょに遊んだという
ことを思い出せない。
忘れているだけかもしれないので、
もしそうだったら、父と母に
怒られそうだが。
わたしは父と母に大事にして
もらったと思ってるし、やりたいことを
やらせてもらったと思う。
でも、こどもの頃、
トランプで神経衰弱をやりたかったが、
なかなかやってもらえなかった。
両親もこどもとあそぶなんて、
あまり想像できなかったのかもしれない。
両親がこどものころは、
親と遊ぶと言う感覚は
ほとんどなかったのだと思う。
今、こどもと家族であそぶことが多い。
あそんであげるという感じではなく、
いっしょにあそぶのだ。
人生ゲームやトランプという
アナログなゲーム。
真剣にやると、とても楽しい。
こともが小学生でも、
十分ゲームを理解していて、
ちょこちょこもめながら、
ゲームをして、
最後には勝ち負けで得意になったり、
悔しがる。
それから、わたしはこどもといっしょに
将棋のルールを覚えた。
藤井聡太さんのニュースを日々聞いていて、
こどもが藤井聡太さんみたいに
なったらいいという下心があったからだ。
とても難しいゲームだけど、
ルールを覚えて、下手なりに指すことも
できるようになり、見るのも楽しくなった。
そして、好きな棋士の対局があると、
いっしょに応援している。
それで、今のところ
こどもと趣味が同じの
仲間の会話も楽しめている。
これって、始めたときは
思いもしなかった
全く違う利点があった。
こどもとあそぶって楽しい。
もう少し、こどもとこんな関係で
いるのもいいと思っている。
