慣れってすごい。
慣れていることは、多少大変なことでも
できてしまう。
毎日洗濯をするって、
わたしがこどものときは
「お母さん、大変だなあ」
（手伝ってはいなかったことは反省）
と思っていた。
でも、今はそれが当たり前で、
むしろやらないと気持ちか悪い。
反対に、しない方がいいようなことでも
慣れていて、いつものことだから
してしまうこともある。
たとえば、テレビで見た政治家。
眉間にくっきりシワがあった。
毎日一生懸命国のために考えているときの
表情なのかなと想像する。
同じ年ぐらいの人がみんな
眉間のシワがくっきりはいっている
わけではない。
学生の時、数学の試験が毎回悪かった。
その悪いことに慣れてしまい、
わたしは数学が苦手な人だと思った。
そして、なんとかしようと
いう気にもならなかった。
毎日食後にコーヒーを飲むのだが、
いつもクッキーなどの甘いものを
いっしょに食べていた。
ないと、寂しい感じ。
みなさんは毎日お菓子を食べていますか？
食べていない人もいますよね。
毎日食べなければならないわけではない。
でも、慣れで、毎日続けてしまう。
それがどんなに特異なことでも、
毎日しているとそれが普通になってしまう。
自分がやっていることが
当たり前ではないかとしれないと
想像してみるといいのだろう。
食後のクッキーをやめてみたら、
意外なことに、もうクッキーを
食べないことに慣れた。
変えられないことなんて
そんなにないのかもしれない。
