コミトミコお母さんの試行錯誤

使っていない頭を動かして、考えたことのまとめブログ

隔離生活中に人生を振り返ってしまった…

わたしと上のこともが

2日違いでコロナを発症し、

狭い寝室での隔離生活が始まった。

テレビもない部屋で、

どう暮らそうか。

 

さて、ふたりともすでに熱は下がっていて、

体調は問題ない。

言ってみたら、

急に何もしなくていい自由な時間が

与えられたようなもの。

 

こどもといえば、

すでにベッドの上でダラダラする生活に

どっぷりと浸っていて、

タブレットで動画などを見て過ごしていた。

この部屋から出られなくて

かわいそうだし、

この狭い部屋の中でケンカしたくないので、

放っておいた。

ベッドの上で飛び跳ねるのだけは

やめるように言ったが、

それでも何度も飛び跳ねていた。

 

わたしはずっと読みたかった本を読んだり、

その部屋に置いてある昔買った本や

写真を見て、そのころのことを

思い出したりしていた。

写真を見ていると、

そのころを鮮明に思い出して、

そのころに戻ったような気になった。

得意なことなど何もなかったが、

それでも、これから来る未来は

キラキラしているような気がしていた。

 

結婚して、こどもを産んで、

一生懸命生きているうちに、

目の前の現実しか見えなくなっていた。

この頃考えていたことって、

育児、お金の心配、

仕事ぐらいじゃないかと思い、

軽く落ち込んだ。

 

急に時間を与えられても

うまく使うのって難しい。

日頃、時間さえあれば、

新しいことを勉強してみたいなんて

思ってはいるけれど、

いざそうなると、

急には動き始められない。

 

やりたいことがあるなら、

すぐに始めて、少しずつでもいいから

始めておくべきだ。

そういう状態の人なら、

コロナになり、体調が戻った後の

残りの隔離期間を充実したものに

できるだろうけど。

 

それにしても、

人って慣れるものだ。

コロナに感染した時の心境は

『終わった』。

わたしたちぐらいの年齢の人は

軽症で済むとは知っていたが、

それでも、怖さはあった。

2週間出勤できなくなり、

現場は回るのかの心配や

迷惑をかけている申し訳なさもあった。

 

気をつけて生活していたのに、

何で私たち家族が、

という落胆の気持ちもあった。

 

数日経ってみると、

体調がよくなったこともあり、

人生を振り返り、

そして、反省も始めてしまった。

 

わたしの隔離生活は

続いている。

 

次回に続きます。