人の短所はよく見える。
他人ならわざわざ指摘しようとは
思わない。
完璧な人はいないんだから、と
長所を見ることができる。
でも、家族の短所を
見つけたら、
直して欲しいのか
マウントを取りたいのか
ついつい言ってしまう。
ダイエット中の夫が
隠れてお菓子を食べた。
一緒に暮らしていると、
見たわけでもないのに、
わずかな変化に気づいてしまう。
「お菓子、食べたでしょ。
ダメじゃん、ダイエット中でしょ?」
家族だとどうしても自分と相手を
しっかり分けて考えられなくなる。
自分ができていないことは棚に上げて、
家族の悪いことを正してしまう。
自分のできていないことを
家族に求めているところさえある。
大好きな人でも
わたしと家族は一個人。
それを忘れないようにしなきゃ。