文化人類学という学問があるそうだ。
自分が属しているグループの
外のグループを認識する時、
自分のグループの価値観で見てしまうと、
外のグループのやり方が
正しくないと感じてしまう。
この考え方をすると、
どこまでいっても２つのグループは
交わらない。
わかってほしくて、
一生懸命伝えて、説得しようとするけど、
普通それはうまくいかない。
反対されると怒って、
さらに関係を悪くしてしまう。
でも、実は思い、文化が違うと、
話が通じていないということさえあるそうだ。
自分の目を通してでしかほかの事象を
見られない。訓練していないと、
こうなってしまう。
でも、相手のグループの中に入り、
詳細を記録すると方法を使って、
フィールドワークすると、
全然違う世界が見えるらしい。
これを本格的に研究しようとすると、
長期間どっぷりその文化に
浸かって、記録をつける必要が
あるそうだが、
日々の暮らしの中の短い時間でも
できるらしい。
これで、自分以外の人を理解できるように
なれば、自分も理解できるかも。
そして、理解し合えないつらさは
減っていくだろう。
これを知っていたら、
生きやすくなりそうだな。
